令和8年度第1回経営者・管理者研修会

日時

2026(令和8)年4月23日(木)

場所

野洲市総合防災センター 2階研修室

対象

事業所の経営者・管理者、人権啓発担当者、従業員

テーマ

「盲導犬と暮らすこと 盲導犬ユーザーを受け入れること」
~公益財団法人関西盲導犬協会の活動を通して考える~

講師

久保 ますみ さん
公益財団法人関西盲導犬協会 フォロー相談担当 白杖歩行指導員

北川 さよ子 さん
盲導犬ユーザー

参加者

研修会参加者 68名
YouTube動画配信視聴者 24名 (5月20日現在)

盲導犬を同伴する視覚障がい者の人たちの権利は身体障がい者補助犬法や障がい者差別解消法によって法的に保障されています。これらの法律により盲導犬ユーザーは公共交通機関や店舗、医療機関などを盲導犬とともに一緒に利用できる権利があり、施設側には受入義務や合理的配慮があります。しかし、盲導犬同伴での受け入れ拒否は後を絶ちません。皆さんもそのような現場を見た経験はないでしょうか。受け入れ拒否の要因としては盲導犬や視覚障害に対する社会の認識不足にあると思います。盲導犬ユーザーが安心して社会参加ができる「共生社会」を実現するためには社会全体の盲導犬や視覚障がいに対する理解を深めることが不可欠です。研修会では盲導犬の正しい知識を学び、人と盲導犬との特別な絆を通じて「相手を思いやること」「共に支えあうこと」の意味を参加者の皆さんと一緒に考える場を作りました。

関西盲導犬協会の理念と目的、視覚障がい者の人権・福祉、盲導犬の一生(誕生・育成・引退後の生活等)、盲導犬ユーザーとのつながり・ユーザーの思い などをお話しいただきました。

目次

講演内容

京都府亀岡市の関西盲導犬協会の久保さんが、地元野洲市に居住されている盲導犬ユーザーの北川さんと一緒にお話しいただきました。野洲市近江富士団地在住の北川さんは、盲導犬と32年間暮らし、地域のバスや店舗などを日常的に利用しています。

視覚障害者と晴眼者には異なる文化やマナーがある。

北川さんの経験では、保育園の総会で議長を務めた際、独自のルールを導入。発言者に「クラス名」と「子供の名前」を名乗ってもらった。自分の子どもたちと15年間の保育園生活を通じ、保育園と子どもたち、保護者でと「見える文化・見えない文化」を共有できた。見えない人には「挙手ではなく拍手や声で伝える」といった互いの当たり前の違いに気づき、認め合って楽しむことが大切。挙手だけでは見えない人に伝わらないため、拍手や声で反応してもらう。同じ当たり前(文字など)を持っていると思い込むことですれ違いの問題が生じる。見え方や出身地など、お互いの「ちょっとした違い」に気づき、楽しむという違いの受容が大切である。「見えない人には挙手ではなく拍手や声で伝える」といった互いの当たり前の違いに気づき、認め合って楽しむことが大切。

補助犬には「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」の3種類がある。

全国の活動数は3月末時点で盲導犬786人、介助犬56人、聴導犬52人が活動中。滋賀県内には盲導犬9名、介助犬1名、聴導犬4名のユーザーがいる。日本に11ある盲導犬育成団体は、方針や作業に違いがあり、住む地域に関わらず希望する団体を選べる。全国に約37万人いる視覚障害者のうち、盲導犬ユーザーは786人と、全体のわずか0.2%にすぎない。ユーザーの割合が非常に少ないため、盲導犬やその利用者の実態が社会に広く知られていないという知名度の低さがある。受け入れ拒否の背景や盲導犬のことがよく分からないために周囲が不安を感じ、施設や店舗での受け入れを断ってしまうのは自然な心理でもあり、受け入れ拒否の背景でもある。

盲導犬は信号が分かるか?

盲導犬の信号判断に関する誤解と、周囲へのお願いについて語られた。信号は分からない。盲導犬は信号の色を識別できず、人間(ユーザー)が横断の判断をしている。ユーザーの判断として北川さんは、車の走行音や停止音、周囲の人の気配、直前の状況などから「ほぼ勘」で判断している。周囲へのお願いとして、盲導犬ユーザーを見かけたら「赤」「青」と声をかけたり、トントンと合図を送ったりしてほしい。周囲へのお願いとして人間側の判断ミスもあり得るため、ドライバーは白杖や盲導犬を見かけたら徐行と一時停止を徹底してほしい。盲導犬は信号の色が分からないためユーザーが周囲の音などで横断を判断しており、判断ミスを防ぐためにも周囲の声かけやドライバーの徐行や一時停止の協力が必要になる。

盲導犬はいつもトイレを 我慢している。

犬の個体差があり、人間と同じように、トイレの間隔や我慢できる長さは犬の性質によって異なる。盲導犬ユーザーの役割として32年で5頭の盲導犬と暮らしてきた経験から、排泄のタイミングや体調はすべて盲導犬ユーザーが判断する。盲導犬との生活は、まるで自分の子供を育てているかのような感覚であり深い絆で結ばれている。

盲導犬は決して吠えない。

北川さんの盲導犬は3歳では吠えないが、盲導犬も人間と同じで個性がある。仕事中は吠えないが、年を取ると我慢できずに吠えるようになる犬もいる。寝言を言ったり、背伸びをしたりもする。

ポイント①:親からの遺伝(繁殖計画)元々の素質(性格)が大切であるため、繁殖犬を選ぶ段階から関わっている。吠えやすい犬は親に選ばず、無口なタイプの子が生まれるように計画している。

ポイント②:子犬期の育て方(パピーウォーカー)ボランティアの家では「紐などで繋がずに、室内で自由に飼う」ことを徹底する。繋がれていると「飼い主のところに行きたい気持ち」を伝えるために吠えてしまい、「吠えれば要求が通る」と学習してしまう。自由に動ける環境にすることで、無駄吠えの学習を防いでいる。

盲導犬の仕事は ストレスが多いので寿命が短い。

現在5頭目の盲導犬と暮らしているが、犬は一緒に歩くことを楽しいと思って訓練を受けている。虐待などをしない限り、出かける際に尻尾を振ってついてくる様子から、ストレスはないと確信している。人間と同じで、健康な犬は長生きする。過去に寿命を比較したデータでは、盲導犬の方がペット犬よりも「1年寿命が長かった」「ストレスが溜まって寿命が短い」という噂は本当ではない。

目が見えないってどんなこと

視覚障害者の大半(8〜9割)は「全く見えない」のではなく「見えにくさ(ロービジョン)」を抱えており、病気や視野の狭さなど、人によって見え方や困りごとは多様。視覚障害者の現状として、日本全国に約37万人の視覚障害者がいるが、全く見えない(全盲)人は10〜20%に満たない。ほとんどの人は「目が見えにくい状態(ロービジョン)」である。生まれた時からの全盲より、働き盛りの頃に病気を発症して徐々に見えにくくなる人が多い。主な原因と病気(全体の約6割)緑内障、網膜色素変性症、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性(高齢者に多い)など。多様な「見えにくさ」の例として北川さんの場合、生まれつきの弱視。筒から覗くように上下左右の視野がなく、特に夜(暗い場所)は全く歩けなかった。現在は光も何もない状態。逆に「明るすぎると見えなくなる」人。全体的にぼんやり見える人(周囲に注意を分散できるため、一見見えている人のように歩ける場合もある)。中心部(真ん中)だけが見えなくて周りがぼんやり見える人。「視野の狭さ」による歩行の難しさ視力検査で「1.0」あっても、視野が「5度(針の穴から覗く程度)」しか見えない人がいる。見える範囲が極端に狭いと、足元を見れば周りが見えず、周りを見れば足元が見えないため、移動する際にもの凄く苦労する。

盲導犬と一緒に歩く

自分の視力だけでは安全を確保できない。視覚障害者が移動するための手段は「手引き」「白杖」「盲導犬」であり、状況に応じてこれらを使い分けている。安全に移動するための3つの代表的な手段として①手引き(ガイドヘルパーや周囲の人に誘導してもらうこと)②白杖(はくじょう)白い杖を使って周囲の状況を確認すること。盲導犬実際の利用状況(北川さんの場合)どれか一つだけを使うのではなく、「手引き」「白杖」「盲導犬」の3つすべてを状況に合わせて使い分けて歩いている。手引き(歩行介助)のイメージは周囲の人やボランティアがサポートに入る際、道案内をする感覚は「カーナビが喋るように」状況を伝えるイメージである。

盲導犬をどうやって育てるのか

盲導犬の育成には「素質(遺伝)」と子犬期の「パピーウォーカーによる愛情豊かな飼育」が不可欠であり、「人間は信頼できる」という絶対的な安心感と多様な経験が、将来の適応力を育てる。人間と同じで、向いていないことを無理やりやらされては犬も嫌になるため「素質」が最も重視される。盲導犬に適した素質を持つ犬を「繁殖犬」として選び、計画的に交配・出産させている。生まれてから約2ヶ月間は、母親や兄弟犬と一緒に過ごす。

パピーウォーカー(ボランティア)での生活(生後2ヶ月〜1歳)約1年間、ボランティアの家庭で人間と一緒に暮らし、人間社会のルールを学ぶ。子犬期にさまざまな経験を積むことで、将来初めての状況に遭遇しても「乗り越える力(適応力)」が身に付く。

最重要テーマは人間への信頼と愛情。一番大切なのは「人間に大事にされ、愛情に触れて育つ」こと。「人間は信頼できる存在だ」と犬自身に確信してもらうため、とにかく愛情いっぱいに育てる。盲導犬の弱点(ウィークポイント)愛情深く育てられるため、どの子もみんな人間が大好き。人が好きすぎるあまり、アイコンタクトを取られるとついそちらへ寄っていってしまうという一面もある。

1歳になると訓練センター(モカテラスなど)に戻り、約1年間の訓練が始まる。施設は「人と犬が共存・共有するスペース」であり、人間が仕事をする同じ空間で犬たちも暮らす。「座る」「伏せる」などの基本訓練を通じ、「人間の言うことを聞くと楽しい」という意識を植え付ける。誘導訓練の3大基本(ハーネス着用時)は「道の左端に寄って歩く」「段差で止まる」「障害物(物)を避ける」。訓練の最大のコツは「よく褒めること」。厳しくビシバシ指導すると犬は「訓練がつまらない、やりたくない」と思ってしまう。「自分から進んでやりたい」と思ってもらえるよう、とにかく褒めるのが盲導犬訓練の鉄則。デビューへの道のりとは共同訓練(合格率約3割)1年間の訓練を終え、次のステップへ進めるのは候補犬全体の「約3割」のみ。選ばれた犬は、新たな主人(視覚障害者)と約4週間の「共同訓練」を行う。基本的な歩行だけでなく、電車・バスへの乗車、犬の世話(ブラッシングや歯磨きなど)もすべて自分で行えるように練習する。盲導犬としての活動期間は、10歳で引退するまでの約8年間。通勤、通院、レクリエーションなど、主人のライフスタイルに合わせて共に過ごす。10歳(人間でいう約60歳)という、まだ元気なうちに引退し、その後は引退犬飼育ボランティアの家庭で穏やかに暮らす。

盲導犬を育てるための費用

盲導犬の育成には1頭あたり約500万円の費用がかかりますが、公的な委託費だけでは大幅に不足しており、協会の運営やその後のフォローアップ費用の約8割は、企業や個人からの寄付金・募金によって支えられ盲導犬を1頭育てるために、約500万円の費用が必要となる。共同訓練を終えて貸与した後も、継続的なフォローアップやボランティア支援などで費用がかかり続ける。公的助成(委託費)の現状と課題は視覚障害者が住む都道府県から委託費が出る場合もあるが、自治体によって出ないこともある。支給される委託費の平均は約176万円であり、実際の育成費用(約500万円)には遠く及ばず、大幅に不足している。盲導犬協会の財政事情(2024年度の収入状況)盲導犬は視覚障害者へ「無償」で貸与される。協会の運営費の約8割は、多くの人からの善意による「寄付金」で成り立っている(ユーザー自身が賛助会員や募金で支えるケースもある)。企業研修の参加者に向けた社会貢献活動(CSR)のお願い。企業の社会貢献活動の一環として、「法人会員(賛助会員)」への加入や、店舗・オフィスへの「募金箱の設置」を検討してほしい。募金箱を設置した事業者は、協会の会報や新設されるホームページに名前が掲載される。

盲導犬の受け入れについて

2025年の最新調査も盲導犬ユーザーの約半数が「受け入れ拒否」を経験しており、飲食店やタクシーだけでなく、旅行先のホテルや観光施設などでも法律に反した誤解や拒否が根強く残っている。

「受け入れ拒否」に関する最新の調査結果(2025年1月調査)全国に11ある盲導犬育成団体のうち、8団体が加盟する「全国盲導犬施設連合会」がユーザーを対象に調査を実施した。2024年の1年間で「受け入れ拒否にあったことがある」と答えた人は47.9%(ほぼ半数)にのぼり、この割合は過去の調査からあまり改善されていない。拒否が起こりやすい主な場所・施設として、飲食店は利用頻度が高いこともあり、拒否に遭う場所としてダントツで多い。公共交通機関の中では特に「タクシー」での拒否が目立つ。宿泊・観光施設の中ではホテルや、観光名所(例:名古屋テレビ塔)など。旅行会社経由で新幹線とセットのプランをネット予約した際、事前にホテルへ盲導犬同伴の連絡をしたところ、受け入れを断られた。観光施設の例として娘と名古屋テレビ塔のチケット売り場へ行った際、係員から「動物は上に上がれない」と断られた。娘が「動物ではなくお母さんの目です」と伝えたが拒否された。拒否される際によく使われる理由(店舗側の心理)としては、「犬アレルギーの客がいるから」「犬が嫌いな客がいるから」といった、他のお客様への配慮や店舗側の損失を懸念する理由がよく使われる。北川さん自身、店側の「マイナスになりたくない」という気持ち自体は理解できるとしつつも、若い頃のぶつかり合いを経て、現在は落ち着いて向き合っている。ユーザーは服の着用などアレルギー対策の配慮を行っており、トラブル回避のために「断られる前に静かに入店する」「外への係留を求められたら無理せず別のお店に行く」といった大人の対応で自衛している。トラブルを避けるための「入店方法」の工夫は事前に「入ってもいいですか?」といちいち確認するのをやめ、スムーズに店内に入り、机や椅子の下に犬を静かに収める工夫をしている。この方法をとるようになってから、不当に断られる経験自体が減った。犬アレルギーへの誤解とユーザー側の配慮がある。アレルギーの多くは犬の毛やフケ、唾液に直接触れることで発症する。そのためユーザー側も、抜け毛が飛び散らないように犬に「服を着せる」などの十分な配慮を行っている。「同じ空間に犬がいるだけで即アレルギーが発症するわけではない」という点を理解してもらい、席を離すなどの柔軟な対応が望まれる。「犬を外に繋いでおいて」と言われた場合の対応は昔であれば怒って言い返していたが、現在は「1頭500万円(高級車並み)の価値がある大切なパートナー」を外に繋いで誘拐や病気の危険に晒すわけにはいかないと冷静に判断している。無理に店側と戦ってエネルギーを使うのをやめ、静かに次のお店へ行くようにしている。

補助犬法について

「合理的配慮」の本質は単なる思いやりではなく、お互いの状況をすり合わせる「調整」と「対話」であり、事業者は前例がないからと拒絶せず、分からないことはユーザー本人に問いかけながら共に前例を作っていく姿勢が求められる。

「身体障害者補助犬法」におけるユーザーの義務として、法律は受け入れ側の義務だけでなく、ユーザー側の義務(犬の行動管理)も定めている。視覚障害者が手元から犬を離してしまうと適切な管理ができないため、「店外に犬を繋いでおくこと」はそもそもユーザー側の法律(義務)違反になってしまう。受け入れ拒否の言い訳(スペースやバリアフリー)への反論「店内が狭くて場所がない」と言われるが、盲導犬は足元に収まるため広大なスペースは不要。「階段しかなくバリアフリーではないから」と断られることもあるが、それらは本質的な拒否の理由にはならない。「障害者差別解消法」の改正と現状合理的配慮が義務化されたものの、77%のユーザーが「周囲の理解に大きな変化は感じていない」と回答しており、実社会への浸透には課題がある。「合理的配慮」の誤解と本来の意味「配慮」という言葉はお節介や思いやりのように誤解されやすいが、元々の英文のニュアンスは「調整」である。心を痛めることではなく、「席を離す」「時間を変える」といった具体的な環境の調整を行うことこそが義務化の本質である。事業者へのメッセージと「対話」のお願い。盲導犬ユーザーが来店した際、身構えたり拒絶したりせず、まずは「受け入れてみる」姿勢が大切。「前例がないなら、一緒に前例を作ればいい」。対応方法が分からなければ、ユーザー本人に「どう対応したらいいですか?」と直接聞くという、お互いの対話から始めることが解決への近道である。

合理的配慮とは

合理的配慮とは双方が気持ちよく過ごすための「調整」であり、他のお客様からクレームが出た際は「法律の遵守」を毅然と説明すること、また「やむを得ない拒否理由」は事業者都合ではなくユーザー側の義務違反(証明書の不携帯など)に限られる。どちらもお客様という視点での調整。盲導犬ユーザーも、犬が嫌い・アレルギーがある人も、どちらも同じ「お客様」である。どちらか一方が我慢するのではなく、双方が気持ちよく利用できる方法を「対話」を通じて考えていくことが大切である。他のお客様から苦情が出た際の店側の対応(法律の遵守)盲導犬の同伴に納得しないお客様がいた場合、店側は単なる「配慮や思いやり」ではなく「法律(身体障害者補助犬法)を守っている」と毅然と説明すべきである。この法律は、犬が嫌いな人やアレルギーがある人がいる社会であることをすべて分かった上で作られ、施行されている。法律で認められる「やむを得ない拒否理由」:補助犬法には「やむを得ない場合は断ってよい」という一文があるが、これは「満席だから」「バリアフリーじゃないから」といった事業者側の都合ではない。断ってよいのは、「ユーザーが義務を守っていない場合(犬の行動を管理していない、著しく不潔、ハーネスを未着用など)」に限られる。

盲導犬ユーザーの携帯義務(3つの証明書セット)。ユーザーは法律に基づき、以下のセットを必ず携帯しており、提示を求められたら見せる義務がある。盲導犬健康管理手帳(犬の車検証や母子手帳のような、出生からの記録)、盲導犬の使用者証(ユーザーと犬の顔写真付きのカード)、ハーネス等の表示(車のナンバープレートに該当)等がある。

盲導犬ユーザーに出会ったらどんなことに気をつけたらいいか

盲導犬ユーザーへの接し方のポイントは迷ったらまず声かける。勝手に判断せず「お手伝いしましょうか」と聞き、具体的なサポート方法は本人に直接確認する。盲導犬は好意的に無視する。目を合わせる・触る・声をかける行為は、ユーザーの道迷いや事故に繋がるため絶対に避ける。無断撮影や拡散はNG:写真撮影は必ず声をかけて許可を取り、不適切な場面を見かけたら動画拡散せず施設連合会へ詳細を通報する。

アンケート回答結果

今回の研修会に参加された感想や印象

1.講演内容の感想

1.講演内容の感想
1盲導犬についての研修は初めてです。大きな犬なのに場所をとらない、印象的でした。
2目に見える人のあたり前、見えない人のあたり前。信号は車の流れ、音、人の雰囲気で判断している。手引きの時には、具体的な距離を伝える。もうちょっと等あいまいな表現はNG!!
3全てが目からウロコでした。あまりに自分に知識がなくて盲導犬を見たら知らないフリが一番と思っていた。これからは困っておられたら声をかけてみようと思います。
4目の見えない方、盲導犬ユーザーの方から直接話を聞く機会がないので、初めて知ることや学ぶことが多くとても勉強になりました。実際に盲導犬と会場を一周しているのを見れたのがよかった。理解することが大切だと思った。
5いつもと異なる「題材」で大変、参考になりました。時間も短く充実した内容でした。
6実際に盲導犬ユーザーの方の話を聞くことが出来たことが良かったです。
7当事者である北川さんより直接お話を聞くことができて良かった。無意識のうちに視覚障がい者というレッテルを貼っている自分に気づくことができました。大変失礼なことだと気づきました。盲導犬ユーザーのことが知ることができてよい経験となりました。
8盲導犬を育てる必要がある点。盲導犬ユーザーが0.2%、視覚障害者374,000人中786人、盲導犬1頭の育成費500万円、運営費が寄付金だより補助金必要。
9クイズがほとんど不正解で思っている以上の盲導犬や視覚障害者について分かっていなかった事が知れた事が収穫でした。
10いろんな学び、いろんな発見、いろんな気づきがありました。段差があります。下りか上りかが、これではわからない。もう少し先を右へ。(このもう少しを数値で表す)これはいかに見えている者の常識にとらわれているかということ。対話が始まれば、問題解決の第一歩(施設受け入れを拒否されたようなとき)
11初めて盲導犬を拝見しました。研修の中で盲導犬は喜んで誘導していると聞き改めて犬の感性を学ぶ事ができました。
12受け入れの問題があることを知った。
13北川さんの気さくな人柄とわかりやすいお話により、理解が深まりました。
14北川さんが歩いてまわるのをフランクにどうする・こうすると具体的に話されていたのがすごく身近に感じました。まずは出会い、そして、話を聞くことの大切さを学びました。
15視覚障害者数の多さと盲導犬ユーザーの少なさ、受け入れ拒否される事例、まだまだ違いを受け入れる土壌が整っていないのを感じました。
16見えない人に盲導犬は必要であり、数頭を育てる。
17身体障害者補助犬法など盲導犬ユーザーの法律があることを知りました。
18前向きでお元気な北川さんに、こちらが元気をいただきました。ありがとうございました。
19盲導犬という言葉は、知っていましたが、どういったものか分かりませんでしたが、本日の研修を受講して色々と知ることが出来て良かったです。初めて聞くことが多く大変良かったです。
20野洲市在住の補助犬ユーザーの方がおられるには、びっくりしました。ユーザーは全国平均で0.2%とわずかであること。信号が判別できない。視覚障害の中で、全く見えない人が全体の10%~20%以外と少ないと感じました。(知識不足?)
21楽しく理解できた。
22お話を聞くまで、盲導犬への接し方等、知らないことばかりでした。自身の無知を自覚した今、これからは正しいマナーを守り、街でユーザーが困っていたら、自然に声をかけられるような人間でありたいと思いました。
23盲導犬の育成や目の不自由な方の暮らしが少しだが理解出来た。
24久保さん北川さんのすばらしい発表、ありがとうございました。
25北川さんの実体験のお話や、実演等があり、よりユーザーさんや盲導犬の理解ができました。
26実際に手引き、白杖、盲導犬の歩行姿が見られたのがよかった。
27以前、街中で盲導犬活動に寄付を行った。活動費の大半が寄付としったのでこれからも行いたい。盲導犬がいても信号が分からないと聞いて、以前横断歩道で立ち往生をしている盲導犬をエスコートしたことがあるので、納得がいった。
28見えることが当り前の生活をしている中で、見えない文化今まで知らなかったこと、気づきがありました。
29実際の盲導犬ユーザーさんから説明・実演していただき、今までの知識から、体験に近い知識を得ることができました。外出時にもお声をかけやすくなりました。
30盲導犬について初めて学びました。今後、協力したいと思いました。
31北川さんが明るく障害とつきあっておられるのが、良いと感じました。
32知らないとこばかりで大変勉強になりました。
33視覚に障害がある方の生活ぶりに、もし自分が視覚障がいになったとしてもあまり不安でなくなりました。北川さんをみていて自信がつきました。
34今まで参加した研修会で一番良かったと思います。北川さんの人柄のよさもありますが、研修会の方法もよかったと思います。今後北川さんとお会いできたら手引きさせてもらいたいと思いました。育成費用もかなり負担がかかる。配慮×→調整〇
35想像よりも視覚障害者の方に対して盲導犬の数が圧倒的に少ないという事を知れて勉強になった。手引きの方法説明の仕方など今後接した時の参考にしたい。
36盲導犬の受け入れ拒否の有無、実態について、詳しく説明していただき、応対する際に注意したい、とても勉強になりました。
37手引きなどのお手伝いの際にどういった点に注意が必要か、盲導犬ユーザーの方から直接話を聞けて大変勉強になりました。
38身近に盲導犬ユーザーの方からお話を聞くことがないので、今回の研修では大変勉強になりました。
39北川さん、実際に補助者と研修室を歩かれて、感覚が鋭い方だと感じました。これからも、気をつけていただきたいです。
40盲導犬のリアルな実況を知ることができて大変参考になりました。ありがとうございました。
41聴導犬というのは初めて知りました。盲導犬や動物を拒否する施設がこんなにあることに驚いた。
42日常の仕事や生活の中で盲導犬のことを知る機会はなかったので説明を受けて理解することができました。
43盲導犬の事が詳しく知れてよかった。

2.研修会で学んだことの中で、ご自身の生活やお仕事に活かせること

2.研修会で学んだことの中で、ご自身の生活やお仕事に活かせること
1あいまいな表現で伝えない。
2接し方がわかっただけでも自分の中では今日来てよかった。犬については目を合わさない、無視する。人については声をかける。
3信号を周りの音で判断して渡っていることに驚いた。信号待ちをしている盲導犬ユーザー、白杖を持っている人を見かけたら、注意して気にかけたり、実際に声かけをしようと思った。
4手引き、白杖等のパターンは、わかりやすくいざという時に、出来ないかもしれませんが社内共有したいと思います。
5道中で盲導犬ユーザーと出会った時に、正しい判断が出来ると思います。
6自分の得ている情報が全て正解と勘ちがいしているなと感じました。(盲導犬が全て指示していると思っていましたので…)自分の見え方考え方があたり前でないなと感じることができました。
7どんな方でも、「困ってる」場合には、声をかける、見過ごさない。
8入店拒否に対して未だ多く存在している事に驚き。又、視覚障害者へのサポートについても知る事ができ、まず声を掛ける事を実践したいと思う。まだまだ犬数が少ない状況を何か協力できる事を検討したいと思います。
9様々に困っている方や不便されている方には、声をかける。
10見える人と見えない人には文化の違いがあること。相手の状況を理解した上で、必要なことを伝える。犬も人もよくほめること。
11まずは声かけすることからだと思いました。
12「見える方」「見えない方」で文化が異なるように、自身の生活や仕事においても価値観の異なる人も多いと思うので、違いを認め合い、共に歩み寄るということを意識して行動しなければいけないと思いました。
13日常生活しているのに感謝すること。手引きの方を見たら助けること。
14お店に入って盲導犬がイスの下入って小さくなるということを初めて知りました。スペースはあんまり必要としないんですね。白杖などを持っておられる方が困っておられるようであれば、声掛けできるようにしていきたいと思います。
15障害者の方を見かけたら、出来る事があれば手助けをしようと思いました。
16目の不自由の事にどの様に案内するか分かりませんでしたが、研修を受けたお陰で、これからは手助け出来ればと思います。
17視覚障害者のサポートのやり方がよくわかりました。積極的にサポートしていきたいと思います。
18だれもが、いっしょではない。お互いを理解して、生活しないといけない。
19相手目線で物事が考えられるよう、心に余裕をもつ。やりとりの大切さ。
20盲導犬が少しでも身近に感じられた。
21犬は信号は見えていない判断は人間がしていること、学びました。
22正しい知識で盲導犬やユーザーさんを受け入れる。
23障害の方を見かけたら、助けたいと思います。
24街中で見かけたら手助けを行いたい。
25障害者も健常者も、お互いに理解して、暮らせるようにしたいです。
26より多用な方に対応できる環境を整えるようにしたいです。
27障がいを持った方に出会ったときは協力したい。
28障害者のことを想像して、わからなければ聞いて手をかせる様にしたい。
29目の不自由な方が困っていれば声をかけて助ける。
30普段の生活
31見える人と見えない人の文化の違い、信号の判断は盲導犬ができるわけではない。手引き、白杖、盲導犬それぞれのメリットデメリットがある。歩き方が違う。
32信号の横断に関して間違った認識でいたので是非協力していきたいと思う。
33盲導犬ユーザーに出会ったとき、とるべき行動を教えていただき、すぐに活かせると思います。
34今回知った事でお手伝いしようとするときのハードルが自分の中で少し下がったように思いますので、機会があればお手伝いしていきたいと思います。
35盲導犬ユーザーの方を見かけた際は、積極的にお声掛け出来たら良いかと思います。
36視覚障害をお持ちの方を見かけたら、積極的に声かけをしようと思います。
37盲導犬をつれておられる方を目にしたことがなかったのですが、機会があったら「お手伝いしましょうか?」と声をかけたい。目をあわせない、声をかけない。
38視覚障害の方をおみかけすれば、今日学んだことを活かしていければと思います。
39人権啓発を通じて、対手への配慮や気遣いができる職場を育成したい。

3.今後、開催して欲しい研修テーマ

3.今後、開催して欲しい研修テーマ
1女性活躍支援、若手の離職を減らすような対策法
2抽象的な差別講演より「具体的課題」を取り上げるテーマ。
3心理的安全性のつくり方
4何時も素晴らしい研修会をご準備頂き有難うございました。AIの活用(注意点etc 最近のトレンド)
5マイクロアグレッションについて
6最新の人権問題について研修お願いします。
7テーマは思いつかないですが実際に今回のように当事者のいる内容が参加している目線からすると勉強になりますし、今後の為にもなりそうです。
8車イスで生活するという事。
9研修会テーマはお任せいたします。
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